己で言う事象にすぎないのか
何を分析しても己のことはわからない
わかるのが怖いというところもある
ママの若い頃の其れとは少し様子も違う
或る沸点に達し其処を超えると起こる事
否
己の場合は違う
業だ
深淵でコントロールし得るのだとしたら
ママと己の根底には同じ熱がくすぶっていようけれど
注入を過ったのだ
愛と其れとの境目と割合
心静かである
之が恐ろしい
なぜなのか
かかる事象は起こり得る
誰にでもだ
「コントロールできない」なんて言い逃れはしたくない
コントロールを周到にやって之なのか
怖い
無意識的な周到さだからか
やってません
俺じゃありません
俺なのか
思い上がるもんか
俺じゃない
もう
業の深さを自覚するものなのだから
何の交わりもしない
すまい
あんなことは
事象として生じなければ
ずっと性懲りもなく続けていくのだろうか
あれはもうしまい
その為には
交わろうとしなければよい
下等であり続けるのだろうから
