art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

対話

rubenjuri2009-07-30

昨日、大量の夏野菜各種と大量の完熟巨大トマトを長時間煮込んで、冷やして、今夜の夕ご飯は冷製パスタです。
毎度の事ながら、有り合わせなので、めりあさんが冷製に使ってた蛸、入れたかったけれど、なくて。蛸。蛸の食感。嗚呼。蛸。


ゲジがセガレの為にどんどん折ってみせた紙飛行機って、コンコルドだった。ずっと、思い出せないで、今、ふと、出てきた。形状も。
理由はどうであれ、終わるのならば、始まる命もあって。



ケコのお腹の子の写真、エコーともうひとつ、4Dをみせてもらった。
先日はぐるっと斜めに眠っていて「juriさん、お腹、見てください、斜めなんです。」って、ケコがあらゆる角度からアピっていて、「そっかぁ、今日はこの格好が落ち着くのぉ。」って、ふんわりと触って確認していた、その中身の寝顔確認です。
鼻がケコである。
ソックリ過ぎる。
まじまじと見て・・・もう、こらえきれない。
「あーーーーーーー。かわいぃ・・・。ヤバイよぉ。」
「今ねぇ。逆子なんです。」
「毎晩湯船で話したら簡単に治るよ。一緒にスルッとにゅるっとしようね、って。くるっと向き直ろうねって、毎晩、湯船でそれだけ言い続けてたら、かーんたんに治るから。悩んだらダメ。ゆったりした気持ちでね。いい子じゃん、大丈夫だよ。」
「はいっ。わかりましたっ。・・・juriさん、本部の上司に、なんか色々言ってくれたんですね、嬉しかったっす。Hさん(本部上司)から聞きました。Hさんにも有難い言葉、いっぱい聞きました。嬉しくて。」
嗚呼、この子の寝顔が、全部を包むようではないか。ありがとう。ありがとう。
こんな毎日を噛み締めるような、くゆらすような、纏うような感覚で、この現身をbedに仰向けに沈め、天井の時計の針を追いながら、宇宙の規則に従っているひとかけらとして誇らしくも切なく確信する。
確実に、正確に、変化していく一個の現身を。
このように、逆らわずに生きてきたから、老いて朽ちてくことをゆっくり噛み締める準備に入らなければならないのだろう。
私を作った女のような変化に似るのだとすれば、青写真も出来よう。
その中で、
何を生み、紡ぐのか。
正しいんだ、道だから。