art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

「男騒ぎの」by松竹

rubenjuri2016-01-13

兄が敬愛していた大島渚監督は、遺作となった『御法度』に至るまでずっと、この“男騒ぎ”ってな言い回しがテーマに思えて仕方が無いよね。
『戦メリ』の予告編に出てくるキャッチフレーズの一語なのだけど、このリアルタイムではそれに気付かず、まぁちびちびだったってのもあるのですが、“男騒ぎ”という言い回しのオブラートが秀逸であるなーと。
『御法度』という振り切った感満載の遺作・・・遺作というくらいだから無難にいくのか、否そんなわけはない。
メガホンを取るという行為そのものが壮絶なものなのだ。
遺作ならば振り切っていくしかないのだ。
「俺はきれいな男の集団が好きなのだ」と。
やっとわかったもんねちびちび珠里は。
兄も女の人大好きだったけど、ゲイのマッチョ系の映像やら大好きだったと思うと、今、「あー、そういうところでも大島渚が好きだったんだなぁ」と、思い返したりして。


「ママからの愛を切望しているのだ!」


俺ならそう言うかな。



何故、長くメガホンを取らないのかなーって思っていたけど、いやぁ、なかなかに大変なんだぜ。
そりゃー、大変なんだよ。



でも
大島ともよっていう編集するブレーンいらして、いいわね。
それが全てです。感想の。
ええ。ええ。



『戦メリ』の予告編を繰り返しYouTubeで眺めていたら、ふと、先日のyasoの言葉を思い出した。
その時には聞き流す感じでヘラヘラしていてすぐに話も移行したのだ。
「珠里は天才だからさぁ(急に腕を掴み)わかってる?アンタ天才なんだよ(また穏やかな口調に戻り)天才だから・・・云々・・・。」



お、ぉお、俺?
数日後の今、訊く。エア質問。
「俺?」
連鎖してずいぶん昔にジジが「天才や」と小さい声で呟いたことも思い出した。
パパは親バカで声高に言うことはあったけれど、お舅に言われただなんて。
噛み締めよう。罰当たりだ。



私は天才に出会い、掛け合わせようと始めたのだ。
あちこち行脚し
これからつながっていくのだ。



じかんはそうたくさんはないのだ



でもとりあえずねる。



ありがとうございます。