art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

なにすんのよ

2008年のライブ以来の今回のフルメンバーでのライブだったわけだけども。
2008年の時の、『nami』のロングトーンに被せてくる感じのギター、当時は「どうしてこういう弾き方するんだろうなぁ」って思っていたけど。
生で目の当たりにし、聴いた人々にとってはアレは超絶だったに違いない。
あの頃の尖り切った感じはもうないのか。
よくはわからない。


例えば。
例えばだけど。
Vバウの『Tell me』のギターソロの入り方とか、切ないボーカルのロングトーンに思いきり被って、ぎゅーんと子宮から魂を揺さぶられて、楽曲全体のドラマが額に迫ってくる。
本当に例えばなんだけど。
恭司さんがあらゆる曲でそうやってボーカルに被って、切ないボーカルの表現を破れかぶれにすることで楽曲としての表現を浮き彫りにしていくのだ。
『Talking 'bout you』なんかは、キーボードがサビの歌詞を一緒に紡ぐ感じに奏でて、ギターソロがいよいよ入って来たよーってなると、「いやーーーーやめてーーーーー恭司さーーーーん。私についてなんて話さないわーーーーーーーーー。」って、なる。
だから、青二才だった8年前の己に諭したいのさ。



「オマエはまんまとヤラレたんだよギタラーによ。」
ってね。



あ。
画像は、今日のおよばれ。

Yくんごちそうさまでした。
次はこちらがお茶を。