課長から夕方にメール通達。
私にとっての黄金週間とは、その程度のものです。
とにかく昨日今日のことです。
耳慣れない“ゴールデンウィーク”とやら。
去る27日。
「これでGW終了」
と、何度か呟く人に、リアクションをすべきなのか、それともこれは自分に言い聞かせる独り言なのか、と、一瞬リアクションに困り、スルー。
なんともピンとこないゴールデンウィークとやら。
始まりも終わりも最中も私には意識がない。
そんな風に育っていないから。
家族で行楽とか休日とかデートとかよくわからないのに、なんなら曜日の感覚も少し曖昧なのに、ゴールデンウィークとか、イメージもない。
商戦で言えば、暦よりも先んじて始まるし段階を経てプロパーを補給しキャリーを格下げる。
サラリーの世界を知らな過ぎるのだろうなぁ。
生まれも育ちも駅通りの老舗呉服店。
就職もアパレルで配属は店舗。
転じて、セガレにも暦という概念を教えてなかった。
家庭人の人とは違うんだなぁ。
2008年。
郷の音の第3スタジオで、次回の練習日を擦り合わせている時。
奇しくも同じ人が「いやぁ・・・ゴールデンウィークはちょっと・・・。」と、言った。
とても衝撃的で、家庭人とはこういう人のことなのか、と、認識。
そもそも「家の事」をよく言う人なので、その度に、家庭風味を醸し出していらっしゃった。
何故一斉に何処かに行くのか。
一寸わからないのはこの国の血が流れないからなのか。
「今年はどこに行こうか」
小学校の夏休み明けの作文の文頭を読み上げるクラスメイトにもカルチャーショックだったっけなぁ。
そういうのはドラマん中かなぁ。
自分のホンには無い。
困ったよな、リアクション芸人ではないからいいのだけれど。
「“打って響く”部分がないよ、juriには。」
社会人1年生になった頃、パパによく警告されたもんだから。
暦の話題にはリアクションがとれんよ。
商戦しかないし。
わたくしの暦には節分しかないのか。
ええ。ええ。
えーえー。
