art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

『霧の旗』

rubenjuri2013-04-15

足に生傷が絶えなかった、juriです、こんばんは。
今は大丈夫です。


小学5年生の春に職員室に旋風を巻き起こした。
クラス替えで、教室の後ろの壁に貼る為の自画像に添えたプロフィール(当時は自己PRと言っていた。プロポーズ大作戦全盛期で。)に、宇津井健と池辺良と三国連太郎が好きですっつって書いて出したら。
何の気ナシに職員室に用事で行ったら、もっすご視線感じた。
や。
ジュリーが好きだよ。桑名さんと。
でももうそれは学年全員知ってるからさー。
ファザコンを遠回しに言うやつでニヤニヤされていじられて暫く大変だったわ。


三国連太郎といえば、自分の中では、松本清張の『霧の旗』ですが、この名演でチビチビのガキガキでまんまと脳裏に焼き付く感じにもなりましたが、以前此処で記したみたいな、あの、児玉清坂口良子の濡れ場ですっかり児玉清の名演にドン引きしたってまではいかなかったです。それはあのー、とても主観的なことです。
チビチビに観せておいて「児玉清は頭のいいひとで私たちは大好きだ」と弁護するママと姉。観せてドン引きさせておいて、だ。
まぁ、それはいいのだけれど、映画館で、スクリーンで観たからなのか、子供心に腹をくくったのか、ドラマとの違いもあって、脳裏には焼き付いたけれど、三国連太郎と言えば、『霧の旗』です。


まんまと。


90の大往生でも濡れ場ですよ、まんまと。



ご冥福をお祈り申し上げます。