art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

だらず

rubenjuri2012-09-10

いいベースだろ?

ちびちび期から書き続けているノートの初期の頃からジャンルの話に意味があるのかとずっと綴っている。そんな阿呆陀羅経にそんなナンセンスに振り回されるのは嫌だとドン引きさせてきた黒juriはチビチビ期にも既に居た。JAMZ立ち上げ前にキャッチコピーを依頼されてコンセプトを聞いた時には瞬間に“ジャンルレス”という言葉を使うと決めた。そんな言葉があるのかも知らなかったけれどね。
理論を学ぶ立場で或は教える立場では外せないところではあるけれども。
これは1だらず(in出雲弁)の個人的な己にだけ当てはめてのコトである。
演歌が演りたいのかと問われると、音楽を演りたいのだとしか言えない。
黒猫さんが自身のバンドで取るヴォーカルは将に共感する。
彼女のスタンスとは異なるけれど、基本は同じなのだ。
最近聴く『津軽恋女』は25年前にレコードを買ったけれど、新アレンジを知って、それ以外を聴く気にはならなくなってしまった。
演歌が好きなのではない。
好きな曲以外は全部嫌いなのだ。
否。
音楽が大嫌いで、その中で、稀に好きな曲があるということなのだ。
華蓮さんが、自身がパーソナリティのラジオ番組に私を呼んでくださった時に言ってくださった「珠里さんのは音楽道という武道のひとつみたい」という言葉にとても感謝し、そんな自分を大手を振って肯定できるようになった。



「どんなん演ってんの?」
うるせー。
そんなナンセンスに答えられない。
何にも演ってない。
息させてもらってるだけだ。
のこぎりの種明かしをやっと出来た。
葬られる時。
かけてもらえるように準備するぞ。
ギターとの情念の曲。
自分で拵えた『現身』なんかダメだ。
3日程前から黒juriが前へ前へ出ているから皆々様ごめんなさい。
本当にすみません。
もしかしたら葬られる準備は急ぎます。
chimiに会いに行き「切るときは切ってほしい」とお願いしてきた。
「なんでそんなことをいうの」と優しい笑顔で言ってくれました。
この島国には要らない奴だからかもしれないから。
どんなん演ってるかさえ言えない奴などこの世には要らないかもしれないから。
自分は可愛いし愛しているけれど。
こんな黒が大好きだ。
juri愛しているよ。