なにやってんだコレ？
・・・てな画像も、このアプリで処理すれば、なんかのマイスターみたく見えます。
何のマイスターかは依然わからんがね。
バンドのミーティングしてたら、正己から電話。
「おーおま何やっちょーやー。」
ほんの先日セガレが噂していたばっかりだ。
「正己おにいちゃんって、子供心に格好良いって思ってたけど、かっこいいやんなぁ。」
「んー。後輩に異常にモテてたわ。憧れだろうね。バレンタインなんか抱えきれなかった。」
「わかるわー。」
「でも同級生からはからっきしだよ。みんなちびちびん時からどういうキャラかわかってるからね。」
「あー。そういう人、おるなぁ。思い当たる奴、おるわ。」
そういう噂。
「おーおま何やっちょーやー。」
そういうとこ。
そう、それ。アンタのそういうとこ。
まぁ、大人んなった女子にとっちゃ、可愛い存在だけどね。
でもセガレよ。
生まれた時、退院して真っ先に飛んで来たのは正己。
いつまでもセガレから離れなかった。
「ちっちゃいなぁ。」
って、手をずっといじってた。
女子の友達なら気にしないのだけど、そのうちおっぱいが張ってきて、
「アンタ、正己、あの、ちょっと、もう日付け変わるよ。」
「別に急がんで、俺。」
「あの、リビングにパパがおるけん、またパパに仕事の相談でもしてきない。」
「今は別に悩んでないで。」
やっと帰る時。
玄関で靴を履いて扉開けて「じゃーなー」って出てって扉が閉まった途端！
土間がおっぱい浸し。
なんか緊張が切れて、脳が「もういいよ」って命令して、湯水のようにおっぱいが。
全身びっちょり。
「どーしたー！！ママーママー！！珠里がーーーーー！！！！！！」
パパに促されてお風呂へ。
ママはけっこうなベタつきのおっぱいを、土間一面の広範囲のおっぱいを、掃除。
な、アンタはそういうミスをするだろ、正己。
ちびちびん時から一切なんにも変わってないだろ、正己。
そんな正己が可愛いわい。
小学校の遠足の時に弁当をジャングルジムのてっぺんで食べると言って上って蓋を開けた矢先に見事に下向きに弁当箱を落とす正己。
呼んでないのに「俺も」ってついてくる正己。
正己は別のクラスなのに、私たちのクラスの流行語が「俺も」になった。
かわいい正己。
チョコレートが後輩から毎年殺到するけれど、一切、自慢すらせずに私たちのクラスにそのままごっそり持ってきて、全員でわけわけした正己。
また、ゆっくり話そうぜ。
また、ゆっくりドリア食おうぜ。
