白猫のみゃんはもう居ません。
さようなら。
どこにも居ないのです。
ジェレミーさんも大きくなって、今は妙三寺で出会った重鎮みたいに、闇に佇むのでしょうか。
大切なことが違うのです。
感覚が違うのは、生態が違うからで、責められません。
それが一番言いたいこと。
言いたい事が見つかったら、表現が始まります。
これは始まりです。
さようなら。
時期を悟ると忽然と消える白猫のみゃんが羨ましい。
こちらは息を潜めているのがセキノヤマ。
目についたらピックアップして、ひとつところに寄せ集めていこう。
これは私のじゃない。
返されるのが不本意ならば、どこかに封印します。
あちこちに、そこ、ここに、見つかる痕跡。
さようなら。
ありがとうございます。
ありがとうございました。