art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

「おはようございます。キミは誰?」

rubenjuri2010-10-12

新婚の旦那様のような目覚めだった。
アラームが鳴る1時間近くも前から、良い匂いで微睡み始めた。
アラームが鳴るであろう10分前くらいに、むっくり起き上がり、食卓を見ると、セガレが和朝食を食べていた。
そして、お弁当箱と水筒が置いてある。
ん?何が起こったのだ?
食卓に行き、お弁当箱を持つと、重たい。
「え?なんで?」
「自分で作った。」
開けると、画像のような盛りつけ。
そうか。ママ御用達の、一畑電鉄グループ一畑ホテルのドレッシング系、“焼き肉フレンド”でウインナーを焼いた芳醇な匂いで目覚めたのだな、母は。
「朝食も作ったの?」
「うん。3連休は寝っ放しだったから、一寸、徹夜してみた。お腹減って、タイマー解除して炊飯した。」
「かーさんのは?」
「連勤だったし、もし今日休みだったら無駄になるかなーと思って。」
「ないの?」
「んー。」
「新妻もらった感じで起きてきたのに。」
「あー。・・・結婚3年目の妻って感じ?」
巧いことゆーてる場合か。



ヌカヨロコビ。



夕飯が出来る直前。
ものすごくタイミングよく、セガレ帰宅。
無言で風呂へ直行。
一緒に食卓に着くも、発した言葉は「おかわり」だけ。
貪り食って、ベッド直行。


まだ7時じゃん。


いつもは夜中にジャレてきて安眠妨害するくせに。