art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

混在

rubenjuri2010-09-01

嗚呼。
いと、をかし。
なんと何れくらいぶりだろうか。
8月度予算、達成。
昨対比104%。
ありがとうございます。
バブルの頃でも、予算達成はなかなかにムズイのでした。胃を壊しました。努力しました。プレゼンしました。夜中まで店作りしました。
4番バッターじゃない今、淡々と目の前の業務をやるってだけだけれど、この、とてつもなく久しぶりの予算達成に、やはり、喜ぶのでした。
だからって、なんの報酬もないがね。


やっぱり、一寸、荒療治なのかもしれない。
リハビリを始めようと思ったところには。
例えば、アリエルやしらゆきが歌う劇中歌をおうちで聴いたり、ショパンを聴いたり、そんなところから始めた方がいいのかも。


ちびちびの頃から救いのない物語を書いてはラストシーンでクラスの女子や担任を散々泣かしておいて、『フランダースの犬』のラストで「なんだこのヒドイ終わり方は。」なんてマジ切れして泣きわめいたり、『シザーハンズ』のラストで「どうかしてる。根性がねじ曲がってる。」などと泣きわめいたり、でも、自分じゃ、小説や詩や歌詞が歪んで救いようがなかったり、卒論でさえ読者を泣かせたりしてるくせに、なんだろう。Sなのか。
姉は10コ上なので、『フランダースの犬』のリアルタイムはもう随分お姉さんであったのですが、なんかたまたま観てしまい、ラストでシクシク泣きながら、「・・・最悪だわ。これは、悪いわ。」と、つぶやきました。
今日の『IRIS』の最終回は、とてもそのにおいがしました。で、全てが予想通りでした。でも、この、S・M混在の押し引きで以て、子宮の奥で拍手してしまう自分もおるわけです。
耽美な、否、ただ、美しい、醜美
確かに、成り立つのです。