art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

キラ星

rubenjuri2010-05-07

セガレが夕飯は要らないとメールしてきたので、懐かしい歌舞伎座の番組を観ていました。
梨園の舞台は安全で、ひとりでも観られます。
前田愛ちゃんが子役だった頃から観てたから、勘太郎さんと結婚するだなんて、なんだか母親の心境です。
ふたりの結婚式はもちろん、全編通して涙なしでは観られない番組でした。
鏡開きなど、観ていて、ふと、今朝のことを思い出しました。



K寅ママが店に会いにきました。
「M(次女ちゃん)の結婚式と披露宴の後、あれから、私なぁ、三つの結婚式に行ってん。ついこないだも行ってきてん。ほんまになぁ、ほんまに、Mのは、アンタに任せて良かったわ。どの式より良かったわ。私はなぁ、いつでも思うねん。アンタいっつも言うやろ、頁を捲るような構成って。あれ、最近、ほんまにわかるねん。」
あれ以来、K寅ママは本当に可愛がってくださるので、私のMCだけじゃなく、度重なる打ち合わせや構成や提案なんか、全部、総合的に気に入ってくれたのだなって、気づいては、いた。
デビューが披露宴だったってのもあると思うけど、最も気を使い、最も中に入り、最もそれぞれの気持ちに近づく現場が披露宴だから。
本人や親御さまたちが、後々までリピートしてくださる確率は、高いし、お年賀状もよくいただく。
でも、K寅ママは、本当に娘のように可愛がってくださる。
入院した時も、血相を変えてお見舞いに来てくれた。
和服MC発注の時は、着付けもしてくれる。
二年も経った今でも、私に至福の言葉をくださるのだなぁ。
K寅ママの口コミで、いろんな人に「喜んでらしたよ」と聞いた。
嬉しいです。
本当に、幸せのお手伝いで喜んでもらうのは、何年やってても、嬉しいです。
最近は激減しましたけれどね、婚礼。
でも。
イベントの現場を仰せつかりました。
「また助けて。アンタしかないと思ってる。」
「打ち合わせしよ。」
「わかってる。ありがとう。juriちゃん。」


こちらこそ
毎度ありがとうございます。


何百本、婚礼を目の当たりにしてきても、番組で感動します。
花嫁様はきれいだからね。