art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

キエル・・・

rubenjuri2009-07-28

ゲジの訃報を受けたのは、もちろん私じゃなくセガレでした。
前述のおふたりの事だけじゃなく、どうしてもこんな事が昔からあるのは、万物はひとつで、その1泡であり、細胞のかけらであろう自分は、紛れもなく生かされているに過ぎないからだという事に尽きます。
この泡の現身も、細胞が肥大したり消滅したりマイナーチェンジしていく。
何故逝ってしまったかは誰にもわからない。
それをセガレ以外の誰かにインダビューしたってしかたがない。


ここ数日、言葉にトゲがあり、傷だらけになっていきました。
いじられキャラを演じては安全な場所で途端に崩れるという数年を過ごしていた時に出逢い、腑に落ちて湯水のように己をさらけ出し、辻褄が合いました。
この場所でだけは、演じなくてよかったのですが、何の確認作業だったのでしょうか、ここも同じだと確信してしまいました。
感想はありません。
そんなものです。
今までの感謝はいつまでもいつまでも溢れています。
お礼は言い尽くせません。
しばらく泣けば、大丈夫でしょう。
愛しい涙だ、大切に流そう。
素晴らしかった。
凄く愛している。
あたたかかった。
やっと、会えた方でした。
もったいない、もったいない、本当によかったね。


エンターテインメント性を追求すれば、ウォルトのような脚色になろうけれど、彼の描くアリエルは、原作とは正反対。
あの脚色が良いのだと、姉には懇々と解く反面、
自分じゃ、正反対を紡いでいくのでしょう。
クロス...時計...ココペリ......順番に外していき。
何故か今日は、時計はしていましたけれど。
束の間でした。