art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

LR

rubenjuri2009-07-23

むかし此処で既述のコトだったかと思うが、日本人でフードを本当に被る目的で着て、似合うのは、左幸子しかいない。
本当に被るんだぜ、フード。
あと、超大判のストールを頭にかけてから巻いたり。
チビチビ心に、上級な女だと思ったものだ。
注目したのは、ママの何気ない一言から。
「こなさん(この人)はフードみたいなもんが好きだねぇ。」
時代としても、フードという言葉すら、まだ浸透していない頃だけれど、ママと一緒にいたら、チビチビでもわかった。
妹の左時枝には何の関心もなかったけれど、左幸子の、透き通った白い肌と纏う布が大好きで、彼女の出るドラマは結構、観ました。
セガレがチビチビの頃、湯上がりに自分でバスタオルを頭に巻いてから器用に首に巻いてひと時を過ごす癖があり、とっても不思議だった。
左幸子みたい。」
湯上がりに毎晩つぶやいていたのだろう、私はすっかり忘れていたが、先日、湯上がりのセガレが「左幸子です。」と言いながらバスタオルを巻いて出てきたので、そのままデッカくなっててビックリして、「うわっ!懐かしっ!」って、言ってしまった。
「ってか、アンタ左幸子知らないでしょ?」
「うん。」


今日。
右目が痛くて、「なんで全部、右?」って、嘆いてたら、店に三田祭のポスターを持ってきてくれたumeに、「ミギーって呼んでやるよ。や、調子がいいのは左だから、ヒダリーの方がいいか?それとも、とん平か?」って、おちょくられたので、「幸子がいーーーー。」って、言って、思い出した。
左幸子