art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

半径1メートルの母乳の真ん中で・・・。

rubenjuri2009-03-09

初めて自販機で買って出て来たのはティガでしたん☆oh! yeah...
全種類集めターイ。



義母からメールがきました。
セガレからのメールの転送でした。
「7時20分に起こしてください。
 今日が最後の弁当です。
 ありがとうございました。」



「この、短い文章に、彼の凝縮した気持ちが込められているねって、我が家みんなで感動しました。」
と、母は次の一通で送信してきました。



私は引き継ぎもなく母に弁当作りとモーニングコールを押し付けて出てったのに、母は、私に、こうやって、バトンを渡してくださった。
こころして引き継ぎます。



自分の為だけに生きてきた。
2歳半まで母乳を主食に育て、幼少期は四六時中、一緒に居て、これだって、セガレの為なんかじゃなく、自分の為。
それなのに、その頃の事なんて、まるで忘れてしまっているセガレにムカついたり。
たったひとりで、誰も助けてくれなくて、セガレとだけ悪戦苦闘しながら溶け合っていた日々。
オマエは私だけのオリジナルだ。
ここまでは、私にしかわからない時期なのだから。
そして、
この日々が、私に決心させたのだ。
自分の価値観を護るのだ、って。
オマエが仮面ライダーみたいな割れた腹筋してるのだって、初乳を残さず貪ったからだ。
真っ白な母乳に二人で裸体を泳がせて、家の誰もにS.O.Sを無視されても、フラフラになりながら全裸でオマエを守ったからだぜ。
高熱を出したら、オマエは私の人型にオモチャを並べて看ていてくれた。
オマエは私だから、私には、そんな、メールでお礼なんて、ナンセンスなのだよな。
そうなのだよな。
或る、意味、ね。
或る、偏った、角度から、ね。
ははは。