口笛で呼ばれて振り向いたら、umeが立っていました。
完全に上下関係が逆転している監督と助監。
なんで、なんで口笛で振り向いたんだオレ!
juriです、こんばんは。
いいえ、正しい上下関係とも言えます。
なぜなら、場所は店だったからです。
季節錯誤な丸め方をしたバカumeは、かねてから狙っていたニット帽を買いに来たのでした。
u:「アレ、いただくわ。」
j:「申し訳ございませんお客様。先頃、売れてしまいまして・・・。」
いつもながらの茶番劇を一寸だけ展開し、いっそがしいので、「いにさらせお客様」と追い出しました。
しばらくてんてこ舞いで労働していたら、umeからの餃子指令発令。
店の外から餃子を掲げて見せ、本日の売価を口パクで示し、
「お前も買えよ。」と、去っていきました。
人生2度目の、umeからの餃子指令。
閉店後、うたたんと買いに行きました。
ありがと可愛いおりこーちゃん。
健全な喜びとは言えないな。
完全にバブルのつけ。
普通、バブルのつけという言葉は、バブルの恩恵に与った人に使うもの。
一切、バブルの恩恵などには与っていないというのに。
否。或は、バブルの売り手市場のど真ん中で採用されたという点では、恩恵に与っているのか。
その代わり、そんな時代の流通の勘違いを味わってしまったものだから、今日みたいに、お金を落とす気満々の人々をターゲットに、トルソー・プレゼンしてみたり、その瞬間からそれが爆売したりするのを味わったりして、至福に身もだえる今日の己の有様が在るのである。
そして、そういう日に、そういう繁忙の日にこそ、接客がモノを言う。
コアな接客は、こういう日にこそ叶うのである。
嗚呼。
生きている。
しかし、これは束の間の幻だと思うべきだろう。
量販が流通を引っ張っている以上、間違いなのであろうから。
どこへ行く?
人々は、どこへいくのか。
己は、労働の喜びを、こんな風にしか、味わえなくなってしまったのだろうか。
それにしても幸せだった。
クタクタです。
画像は、昨日の「さんでぃ一周年記念パーティ」での、Nyaguar氏の姿。
さんでぃ軽音楽部のステージから。