art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

Trick or...

rubenjuri2008-10-31

 あー。
 かみさまおかえりなさい、おはようございます、juriです。
 どんな感じの結論がでたんですか。


 パスタヒャ氏のパスタやさんがクローズして何年か忘れましたが、なーんか、思うところあり、あの店で何度かサプライズ合コンとかを企てた頃があったのです。
 創作していくにあたって、なくてはならない片腕がですね、ってか、周りの精鋭達が、やっぱ、異性が多いわけです。
 なかなかにやりにくいもんです。
 で、是非、付き合ったり結婚されるにあたっては、私の友達とどーぞ、と、思っていたわけです。
 こっちはそのつもりなくても、あちら側にいらっしゃる連れ合い様に色々勘ぐられる事が、長ーく生きてきて、もの凄く多いわけです。
 だから、気心知れたこちら側の人と、くっついてくれ、と、目論んだりしたわけなんです。
 

 
 幼いながらも、セガレになんとなく社会性が芽生え始めた頃から、松江のMや、同僚のマリーちゃんや、その他多くの私の友人達が、「気をつけろ」と言ってくるようになりました。「女を近づけないように」と、言うのです。
 私にはそういう感覚が欠落しておりますので、「先生や先輩や、まずはその辺に食べられといた方がいーじゃん。」と、その頃から思っていました。
 男の子を持つ母親は、その年代年代でそういう悩みがあるようで、いつもヤキモキしています。
 どーだっていーじゃん。女の子に迷惑かけない為にも、色々勉強させていただいて、まずはワヤクチャにされりゃー、いーじゃん、男なんだから。女の子って生き物を、まずは知っておいた方が、いーじゃんか、絶対。女の子を傷つけない為にも。
 Mは、未だに、セガレの女性関係について話すと、途端にテンションを下げます。あからさまに憮然とします。
 女って、どうなったって、どこまでいったって、どうしたって、女なのですよね。
 痛い思いを、どれだけしてきたか。カンケーねーよ、知らねーよ、どうだっていーよ、って、どれだけ思ってきたか。
 「前世でよっぽどの罪人だったか?」と、思うくらい、渡って行くのに大変ですよ。
 でも、感じよく振る舞うわけです。



 あー。
 かみさま。
 誰が、どこで、いつ、誰と枕を共にしていようが、いーんっすよ。
 他人とは沸点がチゲんだ。多分。
 めんどくせーことが嫌なだけ。



 もう時効かと思われますので、言っちゃいますが、元ダンが旦那さんだった頃、「これはなんだ」とか「なんでこんなもんもってんだ」とか、あまりにめんどくさいので、「あーもう、恋愛しろ!」と、言い放った事があります。
 お互い、絶句しました。
 話、終了。
 自分でも印象深いエピソードです。エピソードてー。ひとりツッコミ。



 今日、さんでぃの一周年記念パーティで、み〜ちゃんさんが、
 「どう?ひとりになって。世間は色々厳しくない?」
 って、言いました。もちろん、上記のような含みではなく、生きる上での全般についての質問ですが。
 そっかー。
 これから、そういう事、痛切に感じたりするのかな。
 「ないか!juriちゃんはどんな立場でも、自由に振る舞ってきたもんね。奥さんだって、独り身だって、juriちゃんはjuriちゃんよね。」
 数秒も考える暇なく、み〜ちゃんさんは美しい笑顔で言い直しました。
 私は忘れていませんよ、貴女が数年前に無邪気に言った一言を。
 「juriちゃん。惚れちゃうものは、しょうがないよねぇ。」
 そうだよ。しょうがないよ。キレイだなぁ、み〜ちゃんさん。


 帰宅後。
 久々の松江帰省中の姉が電話をかけてきました。
 「ちゃんとした仕事に就いたら?」
 ういぃぃ......。
 「白馬に乗った王子様がとか思ってんじゃないでしょうねー。言っときますけどねー、白馬でさらいに行きたくなるような女になってから思いなさいよね。」
 巧い事言うねー。チゲーねーや。
 セガレのメアドと電話番号を訊かれましたので、教え、話を終えました。
 しばらくして、姉からメールが来ました。
 セガレに、自分のメアドと電話番号を添付し「登録して」と送信したら、即座に「わかりました」と、返信が来たとの事。最後には頬がこけた顔文字があったとのこと。
 姉は軽く喜んでいましたが、セガレの奴、ほんとクセモンだぜ、と、母は思うのである。
 こちらにもセガレからメールが来ました。「おびえています。」と。やっぱり最後にはムンクの叫びのような顔文字が。
 何言ってんだ、母と暮らし始めたら、もっとおびやかしてやる。まず、金がないぞ。



 画像は、ドロさんとumeの“スキーキ”。パーティでの1シーンです。