2008-08-30 初対面 迷い込んだのは、私の方か。 髪をかきあげながら、寝顔を覗き込む。 モノクロームだったのは、私以外の全てだったか、それとも、その人以外の全てがテクニカラーだったのか。 はっきりしているのは、その人が、モノクロームだったということ。 或る日、醒めたら、その人の記憶の彼方に、突然に、在ったら・・・。 などという戯言。