art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

rubenjuriの夏は...これで締めくくる。

rubenjuri2008-08-24

 どんでん3日目。本日はMC現場からキーラーゴです。
 この、毎年恒例の夏祭りは8月の第3日曜日の、朝から日暮れまで。そう、最後に2000人のビンゴをやって終わる、いつもの現場です。
 どんでんでキーラーゴってのは初めてで、不安いっこだけ抱えていました。
 最後の最後のコールと、閉会宣言のコメントまで誰も帰らないこのビンゴゲームで終わる夏祭り。いつの頃からか、「地域のみんな、最後までありがとう。帰りながら、落ちているゴミを拾ってください。法被のお兄さんお姉さん(自治会役員)、お疲れさまでした。地域のみなさんの素晴らしいマナーで今年も楽しい夏祭りになりましたね。・・・云々・・・云々。」って、最後にそんなMCを自然に転がすようになり、それが浸透し、私の夏は、このコメントで締めくくるという感覚になっていました。これが、今年のこのタイトなどんでんで味わえるのだろうか・・・。
 今年も開会宣言→ブラバンのファンファーレ→自治会長の挨拶、そして各ステージ展開となります。ステージで何かやってる的なムードは一切なく、きちんと観る態度で楽しんでくださる地域の皆。
 私も、専用ワイヤレスを持ったまま会場内を奔走し、飲食系のなくなり具合、金券の消化状況、クジの案内、ゲーム系テントの状況、ビンゴカードの売れ行き、落とし物・紛失系のアナウンス、そして、ステージの総合司会を一日中、繰り広げます。
 控え室での出演者との打ち合わせでも、「ここの人たちのマナーは素晴らしいから、ご安心ください!」と、必ず付け足します。
 今年は出演団体が例年に比べてものすごく少なくて、初お目見えの吉本興業の“チャンバラJr.”の皆さんと、毎年遠方から駆けつけてくださるよさこいチームの皆さんの二組だけ。ここのよさこいチームは、どこからのオファーも断って、いつもこの祭りに総勢25人で来てくださいます。今年は、オリジナル曲、『元気』という演目のここの地域のバージョンを作ってきてくださいました。なんせ、踊る。会場中が、一体となって、踊る!踊る!涙、出ます。
 やきそばコーナーは、タイムサービスとかしてみようという事で、1.5倍増量ターイム!を、MC転がし、かき氷コーナーは、エコも考えカップ再利用!お代わりできるぜターイム!って、転がしました。 
 大人も子供もMCに転がされて、MCは、また、涙する。
 そしてそして、○×ゲームとクジびきと、メインのビンゴゲーム。ステージから見る地域の皆さんの輝く瞳ったら、もう。泣きッパです。
 「改めましてぇ、こんばんはー!」そしてレスポンス!
 「まだ遊び足りないですかー!!」そしてレスポンス!
 「超豪華商品、まだまだゲットしたいですかー!!」そしてレスポンス!
 その合間にも、地域のニュースや不審者警戒情報や、ラジオ体操の案内や、随時入り次第、色々速報していくのです。
 それも、真剣にきいてくれます。
 そうそう、前後しますが、地元中学のブラバン、立ち上げ当初から祭りで観てきましたが、年々レベルが上がっていくのを感じるのも、涙もんです。男子部員も増え、ところ狭しと演奏を繰り広げます。タクトを振る先生の表情も、活き活きしていらっしゃいます。
 嗚呼。
 走馬灯のように、歴史が駆け巡る。
 自治会役員も重なっていた一昨年は、独断でクリスタルイブの歌姫たちに来てもらったり、よさこいチームをもう一団体呼んでコラボってもらったり、大変だったけど、楽しかった。クリスタルイブが超評判よく、クリスマスイベントにも、リピートがかかった。歌姫み〜ちゃん、ありがとうございました。
 続くって、スゴイ。
 地域の子供達の成長も、スゴイ。
 こんな、地域の祭り、他に、無いと思う。
 ありがとう。
 ありがとうございました。

 画像は、地域のチビッコにハリセンのレクチュアをする、チャンバラにいさんたち。
 ハリセンもプレゼントしておられました。
 「誰叩きたい?おれらじゃなくてもいいねんで。司会のお姉さんでもええねんで。ジーパン、エロイねん!ゆーたり!」
 言われた時は、ビビった。


 最終コメント。きっちり、言いました。
 ステージから遠ざかっていく地域の人たちが、ゴミをひとつ残らず広いながら帰っていく姿に、今年も感動しました。
 そして、こころおきなく、キーラーゴへ移動。
 本当に、ありがとうございました。