art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

自転車姉弟

rubenjuri2008-06-10

 j:「ビックリしてないよっ。」
 洋画家S氏:「だって、ものすごく気ぃ使って入ってきてるもーん!」
 ってか、連日のこれは何のプレーだ!?
 彼奴が帰ってから、思い出す。
 そういえば、「この市内に居さえすれば、彼奴は会いに来てくれる。」そんな思いから、職場をいつも三田と決めていたっけ。
 時には、こっちが移動式の職に就き、「どこでも行ってやるぜぃ。」と、目論んだ。
 そんな事、すっかり忘れていたけれど、久しぶりに三田で働くようになって、また、気ぃ抜けない面白い事になってきたぞー。
 今は、市民にもなり、ちゃっかり自転車姉弟



 仕事がハネてモールを出ると・・・。
 とっても素敵な、“大人のカップル”といった感じのふたりから目が離せない。
 カッケーなぁ・・・って、アレ?
 「N姐!」
 「あっ!juriちゃーん!」
 彼女は9歳年上の姉御。とても久しぶりでした。数年前に、一回り以上年上のご主人を看取られて、息子さんとふたりで暮らしています。
 いますぅ?
 姐:「ごめーん。言ってないよねー。彼さー。んーとー。んー。」
 j:「パートナーですか?」
 姐:「うん。」
 素敵だなー。
 ま、言ってないよねー、は、こちらも同じですので、バツついた報告をし、新居が近いのもわかり、何だか、お互い、へらへらしました。
 脱!ガキ!!・・・です。
 まぁ、自分の進歩のなさはおいといて(あーそーさ。おいとくさ。)、そこからずっと考えていた。
 兄貴の連れ合いも、兄貴とは一回り以上離れていて、私よりも年下です。
 N姐みたいな大人の女でも、新たなパートナーと出逢って、再出発しているのです。
 「いい人、居ないのかなー。若いのになー。」
 何度も何度も、それは言ってきているし、一作目の映画のエンドロールにも、そのメッセを込めて彼女には贈っているのだけれど。
 それに、兄貴自身も、彼女には同じ言葉を残したようだし。
 愛し合っていたのでしょうけれどね。
 でも、若いのだしね。
 ごめんなさい。
 ごめんなさい。