art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

回想

rubenjuri2008-04-16

 数年前。
 うたたんが入った当初の頃だったか。
 ふたりで一段落ついてホッとしていたら、傘を持った2歳児くらいの男の子が店内に入って来てフィッティングルームの前の私たちの横に立った。
 私とそのチビチビはしゃべり始めた。一緒に居たのに、うたたんにはチビチビが何を言っているのか、ごにょごにょとした片言すぎてサッパーわかんなかったらしいのだが。例えばこんな会話。
 チビチビが自分をフィッティングの鏡に映してカッコつけているのを受けて
 j:「傘かわいいやん。」
 c:「かわいいとか言って。カッコいいんとちゃうんかい。」
 j:「何ゆーてん、カッコいい言おう思ったんやんか。言い間違えただけやし。かなんなー。」
 c:「えらい違いやねんぞソレ。頼むで。」
 ってな展開で、もんの凄く盛り上がって、結局、お母様らしきお客様もお見えにならず、クールにチビチビは出て行きました。


 う:「おかしい!ふたりとも、おかしい!ちゃう!ちゃうと思う!子供と女性の会話じゃなかった!酔っぱらいのオッサン同士やった!」
 j:「めっさおもろい子やったなぁ!!!」
 う:「ってか、あの子のゆーてる事がなんでわかるんですか!?juriさんおかしい!」
 j:「これは楽しかった。ヤバイ、仰け反る。」


 少し二人とも冷静になった頃。 
 う:「juriさんは子供を子供扱いしないですよねぇ。」
 j:「ん?・・・ああ。へぇ。そうかー。そういえば、息子がちっちゃい頃から、親子じゃなくてツレみたいって、よく言われたわ。」
 れ、レベルが?
 アレなのか?


 だから、セガレは、あんなコト、誰あろう母である私に言ったのか?
 一日かけて、判明。