art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

鼻セレブ

rubenjuri2008-04-09

 ここへ来て、正しい使い方か、鼻セレブ
 柔らかい且つ、キメが細かい。
 これは、善し悪し。
 だって、吸い込まねえじゃねえか。
 でも、柔らかいのは、有難いです。
 仕事は休めないので、アグレッシブな対応で、病院に向かうのです。
 MAX音量でレイジー聴きながらシラっとした早足で感じ悪く歩いていたら、満面の笑みで手を振るヒト、有り。
 一瞥して通り過ぎるも、あまりのさわやかさに振り返ると、あ、ごめん、造形のN氏だった。
 「なんだよー。」
 「ごめん。」
 「なんでこんなとこに居んの?」
 「こっちに引っ越したんだもん。」
 「北神戸から?」
 「んー。」
 「なんで?」
 「ひとりになって。」
 気マズ・・・。さわやかな話題がない奴でごめん。ごめん。しょうがないじゃん。
 「そっちは?」
 「レンタカーはいつもここなんだよ。」
 へぇ。そっか。ここ、レンタカーやさんか。ここでいっつもユンボとか、借りてたのか。


 そういえば、同い年のN氏には、いつもさわやかに気マズイ思いをさせられているな。
 数年前。
 宝塚駅のホームで佇んでいたら、満面の笑みで近づいてきて、
 「こんなとこで何やってんだよー。」
 「金パでMC干された。黒くしろっつったから、帰るっつって、帰って来た。(歌謡ショーとは別件)」
 「俺も、ヤバイ仕事、こっそりやろうとしたら、やる前に挙げられて、間一髪だった。」
 「・・・(オメ、さわやかだなー。)」
 「・・・。」


 風邪かもしれないから、病院行くんだって、言うのはやめよう。
 コイツのさわやかさが、私を辛くするばかりである。
 悪かったね、春らしい話題もなく。


 くしゃみ、止まんない。