art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

オニニカナボー

rubenjuri2008-03-29

 去年の今頃には今日のスケジュールを押さえられていた。結婚が決まってすぐの口コミでの発注。そこから徐々におつきあいを始めさせていただいて、親交を深めていって、春の日を迎えた。
 教会の扉口に立つ父娘を見て早速泣きそうなMCであるが、大丈夫、今はまだ仕事じゃないからなだけ。
 タイトなスケジュールだけど、挙式も見ておきたかった。
 教会から披露宴会場は遠いので、挨拶もそこそこに移動。MC以外の全員は、撮影やら何やら。
 久しぶりの婚礼の現場で準備は結構辛かったけれど、当日の花嫁と家族を見ると、準備の苦労など、いつだって飛んで行く。移動中、「私に任せてください。マスター・オブ・セレモニーです!」と、ひとり、気を引き締める。
 会場のキャプテンは、新郎が外国の方だったので、誘導のタイミングが掴めず苦労していた。アイ・コンタクトに人柄が出るもので、それでも柔らかな苦笑いでキューを出してくださって、有難かった。お陰で、決めの台詞もさりげなく、春の日差しに溶けるように。
 いいご披露宴だった。物語の頁を捲るように進行したのだけれど、とりあえず、私はここまででもう、読まない。後は、お二人で。


 余談。挙式は、自分にとったら懐かしくて楽しくて。カトリック教会だったので、カトリックのミッションスクール出身の私は全ての聖歌もガン歌い!!いつもの発声練習はもちろんしてきたけれど、これで“鬼に金棒”。
 

 タイトだ。
 MC控え室(そんな部屋にゃ行く暇もねぇっつーのに)に用意されていた高級懐石弁当を、立ったまま流し込んで(「んがんぐ」 by サザエさん)、挨拶もそこそこに次の現場キーラーゴへ。
 嵐の前の静けさの中、うちの King of drummer がカウンターでガン食いし始める。今日はペスのライブです。頑張れパイナップル兄貴。
 で、やっぱり嵐でした。
 そんな中でも、春メニューの試食を楽しみました。今年はチョイ、遅いぞマスター。


 ヘロヘロ帰宅も、聖歌歌う。高校時代を思い出す。


 あー。
 朝からタイトだったから、今日まだアレ聴いてない。
 あー。
 禁断症状。
 CDまさぐって補給。
 アーマー外れましたドーゾ。