art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

夏が・・・

rubenjuri2006-09-02

 耐え忍んで耐え忍んで顔で笑い続けた自治会夏祭りの後先の事が、全て終わった。
 MCしている間だけでいいところを、終始、MCのモードを保って来た理由がない訳ではなかった。
 自治会役員以外の住民の方々の前で、鎧を脱ぐところを見られたくなかったということもある。
 早く今期を乗り越えて、クライアントとしての自治会様と、一塊のMCとしての自分に戻りたい。
 やっと、私自身の自治会夏祭りを終え、虚しさに脱力しつつ歩いていたら、後ろからバイクが徐行して追いついたので、またがる人を見ると、
 「先月の夏祭り、お疲れさん!」
 住人のおっちゃん。
 「あー!ありがとう、でも、私が一番楽しんでるから。」
 「今年の祭は特別よかったやんかー。」
 「今年は役員もあたってんねん。皆にゆーとくわ、喜ぶわ。今年は皆さんにいっぱいそう言われたんや。よかったわ。」
 「そやけど、ビンゴは当たらへんなぁ。リーチにはなんねんけどなー。ま、それがおもろいねんけどな。じゃーな。」
 これでいいんだ。
 おっちゃんが今日、労ってくれたのは、準備期間から今日までの事なんだって、解釈してもいいっすか?
 だって、そんなタイミングで現れたもん。


 手放しで脳天気に喜んでるフリ、終わり。
 明日からは、本当に、労いの言葉をいただいたら、大喜びします。


 そんな頃には、大好きな真夏が終わるようです。
 今年もいっちゃうのか、夏よ。

 
 おっちゃん、ありがとう。
 皆さん、ありがとう。