art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

rubenjuri2006-09-01

 生まれた時から、名前の中にこの字を持つ二人が側に居た。
 祖父と兄。
 二人共、もう居ないけれど、今回の三作目にかかり始めた頃から、兄が側に居るような気がしていた。
 映画という表現に於いて、「やがて一つになる」と、サントラ制作者も言った。
 兄だけじゃなく、照射をしてくれるマクロな加勢の下。
 奇しくもこの文字が、「全てのものがひとつになって」という意味を持つのだなんて、知らなかった。
 私の作る映像と言ノ葉たちを観て、サントラが作られるのじゃない。
 “気”をお互いがピリピリと受け取って、辻褄が合致するのである。
 今まで生きて来たのが、やり過ごして来たのじゃないって、いうこと。
 粘膜が
 細胞が
 DNAが
 始まりの、一滴。


 その字のメッセージを運んでくださった挙マリアさんという人は、どんな方なのだろう。
 言わせてください。
 ありがとうございます。