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　このシーンの撮りを楽しみにしていた。
　３年間も、辻褄を合わせておきたいと思い続けていた。
　私にはどうしても、このシーンが必要だった。
　

　その為に、大切な人々に来ていただいた。
　理由も訊かずに、“気”で感じてぶつかってくださる大切な人々。

　私は、キャスティングにも自信があるけれど、
　神聖な汗を流してくださる方々を、よく知っている。
　思惑通りに、有り難い。
　不敵に笑う一方で、合掌。
　美しい、大切な方々に。

　明日は、クランク・アップ。