art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

安全な場所

rubenjuri2006-06-12

 「よく出て来たわね。」
 出て来ただけで労ってくれるのは、10年のおつきあいになる認定心理士のYさんです。
 丁度2年前の6月に東京でお茶して以来。そう、別れ際に笑顔で抱きしめてくれたっけ。そして、お互い笑顔でバイバイ。兄貴が急逝して、抱きしめてくれたのは、この人だけだった。
 「私たちの始まり、憶えてる?」
 「憶えてますよー。」
 息子が喜んで通っていた幼児教室の顧問だった彼女。私は頭ガッチガチのガキでした。
 今日はそんな風に始まり、半日過ごした。
 10年の間に、彼女を泣かせてしまった事が、3回ありました。
 「先生のくせに、そんな事、言っちゃあ、いけないんだー。」
 「いーんだもん!人間だから、言っちゃうんだもん!!」
 っつって、泣いたし、
 「なんかさー、そんな自分が可愛いんっすよー。」
 っつったら、急に泣いて、
 「えー?どうしたの?先生、どうしたの?」
 「人間だから、泣いちゃうんだもん。自分の事を可愛いって言える貴女に感動しちゃ、いけないの?愛おしいって思っちゃだめ?」 
 っつって、わんわん泣きじゃくった。泣かしてる感、有り有り。
 もう一回は、何だったっけ?私のせいなのに、忘れた。
 近況報告をしなくても、結構、私の近況は知っていてくれて、「最近の面白い仕事って、何よ。」なんて、ご飯食べながらお互いをスゲースゲー言いまくった。
 クール!クールだけど、無邪気!テンション低いけど、無邪気!
 「私だって、夫が恋しいよ。夫のそばに行きたいよ。」
 っつって、ビュンって、ご主人の転勤先のタイに行ってしまったり、勉強したい事があるとだけ残して、東京に4年間行ってしまったり、10年間で地元に住民票があったのって、一瞬だったのではないでしょうか。
 そんな人を地元に戻したのは、孫でしたー。会わない2年の間に、孫、出来てましたー。
 「や、まぁ、タイミングとしてね。」
 とか、言っちゃってますが。


 「非日常が日常に影響を与えていくって、あるのよねー。」


 今日、響いた言葉です、安全な、貴女という場所で。




 夕方。洋画家S氏が居る、パスタベールへ。
 パスタおやじと3人で、yaso占いの結果に喜ぶ。癒しのyasoの、癒しのyaso占い。3人共、癒される。
 画像は、焼きそば。パスタかーさんが「今夜、我が家は焼きそば。」と言ったので、真似っこ。
 「juriさん、麺なら山一行き!4玉100円だから。」
 「マジで!?」
 「あ、でも、息子と二人で4玉は多いか。」
 「何言ってんすかー、要りますよー4玉。」
 山一に着くと、残り4玉。すなはちラス1。ラッキーだったので、パスタかーさんにメールしたら、「ちなみに」っつって、フライパンでの蒸し焼きそばのレシピが返信された。ホットプレートだけど、やってみた。
 完食!あ、弁当用にはよけたけどね。