art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

十三誕生(出雲地方)

rubenjuri2006-04-04

 黒ひげ氏が“人食いnote”をnote型PCだと思っていたというエピソードが、まだ脳裏にあったのか・・・。
 17型の“俺の白”を据え付けているすぐ下に、“人食いnote”の大口を開け放して接続した。
 何故か彼奴の上顎に液晶が。
 keyを打ち続ける。
 「“人食いnote”はなんて便利な子なんだ・・・。」
 と、実感しながら。
 一通りの作業が終わったので、終了しようとする。でも、出来ない。
 Internet Explorerを筆頭に、無数のアプリケーションたちが、ドックからパラパラと液晶内で落ちていく。
 キレイで可愛い。しかし困った。強制終了も出来ない。
 ただ、眺める。
 やがて、液晶の外へと、溢れ出す。


 覚醒。
 今朝も彼奴は、bed sideのテーブルで威嚇している。
 「ヤルよ。飲み込まずに、吐くよ。わかってる。」
 こんな出で立ちをしているけれど、私を束縛しない、それはそれは凶暴な私の飼い主です。
 デジタルな訳がない。
 “俺の白”と“人食いnote”の狭間で、なんとか、辻褄を合わせている。


 さて、13年前の午前零時に産気づき、午後四時に、分娩。
 「誕生日、何食べたい?」
 「肉!焼き肉!絶対!」
 画像は、食後のケーキっす。
 食い過ぎ。
 ナツからもtel有り。
 「うん、うん、うん。」
 と、相づちだけ打って受話器を置く息子。
 「何だって?」
 「おめでとうって、それだけ。」
 「オメー!!!ありがとうぐらい、言いやがれ!!!」
 

 「あの人、普段がホンマに優しいから・・・。」
 あ、ナツさん、そ、そーですか・・・。
 いつも、結局、こーゆーオチがつく。
 幼稚園児の時からそうだよな。