art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

Next stage

rubenjuri2006-02-14

 成瀬巳喜男の生誕100年って事で、NHKのBSに合わせる時がある。
 先日は『驟雨』を観た。今日は『舞姫』。
 「足がある者は踊るんだ、足があるうちは踊るんだ、足がある者は踊るんだ、足があるうちは踊るんだ・・・・。」
 病床で愛弟子を見てただうわ言のように叫ぶ恩師。



 KEEP ON ROLLIN'...
 あの時、不夢不無は、何を言いたかったのだろう。
 「先生、私をわかってくれたのですか!?」
 ただただ精一杯声を出して、名前を呼ぼうとしてくれた後、
 何を言いたかったのだろう。
 KEEP ON ROLLIN'...
 逢いたいです。 



 画像は、朝、出したチョコ蒸しケーキ。
 例年なら怪獣アンコラ(息子)には苺大福なのだが、丁度引き蘢りに当たっていた(優先かよ)のと、今日からスキー合宿という事とで、作れるチョコ物といえばこれくらいでした。
 今年はもらえないだろう。お礼の一つも言えない男だから、年々減ってきている。昨日もらってきたチョコも義理だった。
 そう言えば、19歳が私にくれたチョコ、TVで出ていた。高そう。それなのに、息子が持って帰って来た手作りの方が、甘くて美味しく思えたのは、オフレコです。私がビターじゃないって事が、オフレコだぜ。いやいや、二種類入ってて、一種類は、超美味しかったんですよ。もう一種類は、苦かった〜。おっとな〜。なんか、石焼き芋のピンポイントで焦げまくった皮の味だった。或る意味、懐かしかった。セレブだぜ。
 夕方、運送屋のお兄ちゃんが荷物を持って来たので、蒸しケーキを一個。
 「マジっすか?ありがとうございます!」
 「悪いが、ついでの時に器は返して。」
 「マジっすか!」
 「今、返す?」
 「後日かえしますわー。」
 腑に落ちない様子で扉を閉める若ぇーの。
 いやいや、いつもお世話になっております。