art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

燻し銀

rubenjuri2006-02-05

 高見映改め、高見のっぽさんが、我らが“みんなのうた”で歌うことになった。曲名は『グラスホッパー物語』。
 昨年末から聴きたくて聴きたくて仕方なかったが、年内は叶わず。
 歳が明け、実家でも引き蘢りの私に辟易とした母が、息子を連れて出掛けている間、NHKを満喫出来、念願叶う。
 舞台劇団出身だから、当然素晴らしいということはわかっていたが、齢70の“味”に、うっとり。
 感動巨編。
 炬燵で
 ひとりで
 ボロボロと、
 泣く。
 泣く泣く泣く。


 そういえば先日、森山良子がミュージックフェアのゲストだったが、MC後のオープニングにまず一曲、それからタイトル・ロゴの設えの前で、森山良子本人が、番組テーマ曲をさらりと歌った時も、私は衝撃を受けて目頭を熱くした。
 「なんで、ここで?」
 否、ここだから感動するのだ。
 こいつが、燻し銀の技なのであろう。


 画像は、実家の燻し銀、ママのパジャマ。
 もらった。
 何故なら、tsumori chisato SLEEPのだから。
 ラッキー。