昨日までお粥を1食だけという感じだったのに、いきなりパスタ。
それもリングイネ。
それもパンは食べ放題。
14日にライターのバカタカヲウに誘われた時には体調は最悪だったので、日を改めてもらった。
「ねぇ。お腹いっぱいになった?」
「パンがあるし、大丈夫っすよ。」
「ってことは、足りてないよね?じゃあ私の半分あげる。」
「・・・。なんだよー。」
一瞬、絶句したタカヲウは、直後にブーイング。
「もう二度とあのセリフを吐かせてくれないのかよぉ。」
「ごめんホンマこの何年も無理やもん。あのセリフは勲章だけど、もう過去の栄光だわ。」
うん。
絶対もう言わせられないな、あのセリフ。
ライターのタカヲウをして「俺より喰ってどーすんだよ」と言わしめたjuriの栄光よ何処へ。
今日は朝から深夜まで仕事であったが、ずっと時間が気になっていた。
兄の退社時間、チョコパイを最後に食べた時間、召されたであろう時間、私が一報を受話器越しに受けた時間。
こんなに時間を意識した命日は今まで一度もなかった。
朝は目を閉じ西方浄土に手を合わせると、時空がユラユラと歪みながら漂うようだった。
初めての祈り方。
兄の魂が安らぎますように祈る。
多分。
寄り添うための真剣な作業を、双方で整えたのだろう。
今までよりも今後のために。
そんな1日でした。