art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

あの日ラッソンで

rubenjuri2015-11-07

オリジナル曲は宝石です。
それまでにたくさんの宝物になった曲との出会いがありました。
SAVE丹波のイベントでLIVE HOUSE ラッソンでタクちゃんたちと『サラスマイル』を演ったのは最後のセッションタイムで、急遽。
同曲は、タクちゃんが歌っているのを聴いて好きになった曲で、この宝物に出会わせてくれたタクちゃんに感謝してやまないのです。
歌詞も、子供の頃みたいにスッと入り込み、自分の表現に出来る曲です。タクちゃんのコーラスも至福だし。
タクちゃんのカミサン、美沙ちゃんがベースで入ると、優しさと柔らかい包容力が出て。
特にサビのところは、「笑って、お願いだ笑ってよ。」って、主人公が言っているのを俯瞰から菩薩みたいに見守っているイメージです。


「じゃぁ、そしたら、えっと、『サラスマイル』をー。」
ステージに再び上がってマイク持って第一声、MC転がしたら。
「あ!すきすきー。juriちゃんのこの曲。」
最前列にかぶりつきで駆け寄ってきてくれたギタリストSさん。
じっと、ずっと、真剣に聴いてくださり。
「ありがとうございましたー。」
そう言ってから共演者みなさんと握手したりハグしたりしてからステージからピョンと降りると。
「もっと歌って。juriちゃん。」
笑顔もなく、真剣に言ってくださったSさん。
照れくさいし、嬉しいし。
「ないない。もうネタないない。」
キャッキャとおちょけてブンブンと手を振ってはけていった私でした。
嬉しかったです。ありがとうございます。



下山さん。
1週間の闘病、おつかれさまでございました。
もっと
もっと心根から精進しなければならないです。
精進します。
わたしは数日前から決心しているのです。
正直に
現身をいたわりながら
魂にうそをつかずに
自らを由とし
生きていきます。
そう。
仲間と共に。