art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

バトン

rubenjuri2011-06-03

監督作品第二弾『28号棟』のエンディング・テーマを作るにあたり、『現身』と他2曲、用意していたけれど、結局アレンジのTakashi氏にさえ歌詞しか渡さず、お蔵にした。その後も引っ張り出すことはなかったが、内、1曲は、2年後に発表した『脈』に、歌詞のコンセプトだけを反映させて納得した感じで封印。
今1曲については、映画の本編にしてもよいくらいのテーマの大きさで、イメージがざっくりし過ぎて持て余している感じもあった。だからといって、掘り下げる勇気もなかった。
実に6年の歳月を経て、その“掘り下げる”作業そのものをイメージとして表現する機会に恵まれた。
とても辻褄が合う。心から、感謝いたします。ありがとうございます。



告知です。

★ JAMZ Orchestra LIVE ★


始動!元気でsensibleなジャンルレス・オーケストラ!



日時:2011.7.9(土) 19:00〜
場所:KEY LARGO (JR三田駅すぐ)
   079-562-6080
チャージ:1500円(チケットあり)

〈メンバー〉
Sax.梶田勇
Har.辻晋哉
Pf.SHIORI
Gt.石橋文博
B.toshiki、田原久之
Drs.新井宗平、河本肇
Per.淺川東彦
Syn.豊川裕子、縄田友香
Vo.アンドレとも、イワクニマユ、JURI、Hirovis

“掘り下げる”勇気が出る見通しがない場合、バーチャルで“掘り下げる”イメージすらも難しい。
その石頭ゆえに、別人を演じ切る喜びに転じようとした時、背を押されました。
勇気はないままでの、ふたつも前の段階のバーチャルで。
ありがとうございます。