art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

帰納法で

rubenjuri2010-08-04

画像は、夏バテ母子の苦肉の策、トマトソース冷麺。
旨かった。でも、トマトソースは作り置きしても滅多に残らないので、最初で最後かも。


この感情は、昔、森山良子がミュージックフェアのテーマを歌ったのを聴いた時以来だ。
『実写サザエさん』のキャストが、番宣でよく出てるのは最近よく目にしていたのに、今日は、あん時みたいにはヒドくないが、あん時みたいな感情がこみ上げ、泣いてしまった。
江利チエミ星野知子のオリジナリティを逸脱し、観月ありさってば、アニメに近いのだ。今日は、家族全員の小芝居で感動し、涙が止まらなかった。
声に弱い。やはり仕事柄、いや恋愛に於いても、声が要なのだろう。
私が無条件に反射的に瞬間に泣いてしまうのは、老舗が老舗と合体する時なのだろう。その最たるのが、あの、ミュージックフェアのオープニングだったのだ。あの時は何故ああなったのかが眠るまでわからず、此処でずっと、やみくもに描写的に説明してしまっていたように思うが、今日、帰納的に判明したのだ。
「俳優さんって、すごいね。」
何か、バラエティ的なところで、いつも、姉がチビチビの私に唱えた。
「俳優さんって、すごいね。」
今日、セガレに言う。
全て自分たちの手作りで映画を作っていると、「俳優さんって、すごいね。」っていう姉の言葉がサブリミナルに照射する。
子役であっても、無条件に尊敬し、泣ける。
カツオ役の子もすごいね。竹下景子がすごいよね。
筒井道隆のマスオさんは気のテライのない自然体のパーソナリティの素晴らしさを醸し出している。
あのさ。本編は観たくなってないんだけどさ。
番宣で、思うのさ。プロってことをね。


それにしても、ミュージックフェアのイントロが流れて、笑顔で、さらりと、歌い始めた森山良子に釘付けで、号泣で、その後、寝るまで腑抜けだった。
やっとわかったわ。


にしても、フジは観月ありさが好きだよなぁ。