art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

林檎な総帥がうるま島で呟いた。

うたたんの真似して買ってみた。
旨し。

実は、夕べ食べようと思って、今年の冬、初のアイスだったのだが・・・。
ガスファンヒーターが壊れた。
んで、冬のアイスの醍醐味、持ち越し。
で、本日、来た子です。

やさしい暖かさです。
いい子、来てくれました。
アイス、食べました。



「まだまだ頭が固いな。」
総帥が今更のように言いました。
ごめんな総帥。もう、長いおつきあいで、8年になりますね。ひとまわり上の総帥が、「ここ十年で柔らかくなった」と言っており、って事は、自分に置き換えると、再来年で柔らかくなる計算ですが、まぁ、そんな気は一切せず。ごめんなさい。
そんな総帥も、2nd soul の最後のライヴの時、俺様がわざわざステージからおりてきて踊らせようと手をとり引っ張ったってのに、あの頃は踊るなんて無理だったじゃんか。
こんな俺様、自分の土俵で映画みたいなもん作ってるように見せかけて、本当は、そんなガラでもなくて。
居場所がなくて嫌で嫌で気持悪くて気持悪くて、離婚して、折角ひとりのお城に10年越しで引っ越したってのにこの有様なのは、自分の快適な暮らしを整えたのに、O型のママが来て、私が働いている間に部屋を、クローゼットの中を、タンスの引き出しん中を、全部変えて、もう、こういうの、無理なのに、もう、萎えて、カーテンの並びや、足吹きマットや、全部全部。昔みたいに支配したから。
もう、やめやめってなった。成長なんてできねーし。いーよ。このままママなしで生きられないから執着して引き続き生きるよ。
みたいな。
職場では違って。何故かというと、どなたかの土俵で、ちゃんと決められた場所があって、そこからはみ出さないように、学生バイトの頃も、どんな職場でも。
例えばマスターに「なんでこっちを早く開けたの?」とか、「なんでこっちが開いてんのにこっちも開けたの?」とか責めて、「ここにあるべき物がなんでないの?」とか問いつめて、「あーjuriちゃんは細かいなー」なんて辟易とされたり。
別の現場では、塵ひとつ落ちているのも許せなかったり。あるべきところにあっても、斜めに置いてあるのがいやだと整えたり。
まぁ、マスターが相手じゃなきゃ、こっそり気づかれないようにですけれど。ハズイので。
例えば、誰か、同じ考えで以て自分の土俵できちんと繰り広げて暮らしていらして、その中に入れるとしたら、とても居心地がいいと思う。これはここに置けばいいのか、とか、これはここにこんな風に直せばいいのか、とか。本当の居場所が出来ると思う。
自分だけの土俵じゃ無理。マニュアルがないから。自分の土俵なのに、居場所はないし、帰る場所でもない。イライラする。
土俵は既にあり、何もかもが完璧に決められていて、そんな中に、入りたい。
冷たい場所。
そんなピンと張りつめた場所。
集合住宅で賃貸で狭小で何もなくて傷のある物は破棄できて透明で固くて真っすぐで平行で水平で。
そんなところ。
ま。
どこにもないけどね。
自分じゃ、土俵は整えられない。
だから、流れ者なのだな。
カッチカチやでぇ。


だいたい、カーテンを安全ピンで繋げるって、どうなのさ。
ママはいつだってそうだった。私がやるのがもどかしくて、先に先にやってしまって、何も出来なくて、でも、自分の場所を作りたくて、でも阻止されて。
どこにいきゃいいんだ。
ママこんなに愛してる。
ママ居て。側に居て。アンタがこういう風にしたんだ。ママ。ママ。ママ。
話なんて出来ない。人がいっぱいいるところで素直になんかなれない。だから車で話を聞き出そうとしたのに。私の席からは他のお客さんの顔なんか見渡せなかった。落ち着かない。回りが気になる。恐いかも知れないし。こっち向いてたふたりの女性の視線はどこにあったの?
無理。
私には無理。
誰かと一緒に居るなんて、無理。
それから、それ以前の問題だし。
だから、速やかに、消えたいと思います。いつしか。
今すぐは無理だけれど。


昨日。
炊飯しようとしていたセガレが、一粒おとしたお米をいつまでもいつまでも探していた。
元来はB型なのだからそんな事はしたくないのだろうけれど、私がそうだから、そんなもんだと思っているのだろう。
それをとめもしない母親。


誰かと一緒になんて、居れるはずもない。