art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

シュールとは

rubenjuri2010-01-27

本当に不思議だけれど、あれも、これも、どれも、そう、これも、9歳。
次回予告。
「新番組、宇宙鉄人キョーダイン。」
そのナレに、一斉にブラウン管をみる、食卓。
「えっ!!えーーー!!夏夕介がなんで!?ちょっとー!!」
姉が、叫んだ。
兄は爆笑。
それから、一週間を、3人で待ちました。
一週間後。
リアルタイムでも、センセーショナルなくらい、飛び上がるくらいシュールでしたよ。
普通、今、改めて観ると可笑しいってのなら沢山ありますが、それはそれは、大マジでシュールの極みでした。
これは毎週欠かさず観ようと、3人は暗黙にチャンネルを合わせるのでした。
「キョー!!」
「ダイン、ダイン!」
前者は、兄弟ヒーローのかけ声。
後者は、悪の組織の皆さんの声です。
姉と兄は、毎週観終わると唸っていました。
「スゴイな・・・。」
「スゴイわ・・・。」
翌年。
夏夕介は、確か、特捜最前線にレギュラー出演を果たしたと思います。
姉が知ってる彼は、多分、オックス時代の田浦幸(?)だったのでしょう。


私にとっての夏夕介は、戦隊ヒーロー、キョーダインです。
ちょけずに大真面目に演じた勝利のシュールです。


夏夕介氏のご冥福をお祈り申し上げます。