art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

目指さない方の女だった・・・けれど。

rubenjuri2009-05-20

チビチビの頃から憧れていて、かっこいいと思っていた女は、加賀美幸子
mixiの方のプロフの、すきな有名人の欄にも、ただ一人、彼女を挙げている。
そして、すきなTV番組の欄には、『テレビ・ファソラシド』を挙げた。
とても大好きな二人の女が出ていた番組。
デビューからずっと、大好きだったけれど、民放に移籍したあたりからは、そうでもなくなった。加賀美幸子はそれからもずっと、今も、だいすきだけれど。
兄は、密かに、彼女がタイプだった。正統派なその美貌は、絶対ビンゴだったと思われる。
上京初期に面倒をみていた猫達に、“ヨリチカ”(家の近くまで寄ってくる方)・“ヨリイエ”(家まで寄ってくる方)と名付けていた頃もあった。
その後何十年も、兄は数えきれない程の猫達の足長おじさんだったが、それは、今は関係ない話です。


加賀美さんは臨月になってもブラウン管の前に立っていて、とっても美しかった。
そして、今も、変わらない。
その、揺るぎなさが、無い物ねだりで憧れる。
一方、彼女に対しては、容姿に憧れは抱くものの、波乱にみち、そして、翻弄されているように見えて、加賀美さんほどの憧れはうまれなかった。


でも。
気になっている。
いつでも。
ブラウン管にみかけると、絶対にその番組を観る。
私にとってTVとは、この二人の女性です。


寄近美津子さんのご冥福をお祈り申し上げます。