art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

組んず解れつ

rubenjuri2009-02-03

 節分だ節分だワーーーーー!!
 すっかり、「節分を一年で最大のイベントとしている珍しい女」という印象を植え付けてしまった、juriです、オニはソト。
 去年の今日は、Live art-Pでした。んな訳で、自分が鬼の姪みたいな、不動明王のスケみたいな髪型と出で立ちでステージ立ってました、juriです、フクはウチ。


 去年は、昼間、金心寺の護摩木に願い事を書き、護摩焚きの時間にはライヴだから、その護摩木を託す気持ちで、お寺を後にし、hair setに向かいました。
 今年も、前もってお昼間に護摩木は書きに行きました。


 実は、何が感慨深く思われてやまないかというと、去年のライヴ、本番のほんの直前に、craraさんが現れた事。
 craraさんは、このライヴまでに、新しい名刺を間に合わせてくれた。当日は、毎年参拝している護摩焚きに行って、どうだったかを私に伝えてくれるとも言っていた。
 まさか、ライヴに最初っから間に合うとは思ってなかった。
 そして、全てはそこから始まった。
 或る日、craraさんは、「でもね、juriちゃんのライヴに行ったからかもしれないわ。」とも、言ってくださった。
 長浜に、表現の女神様を参拝に行ったのも、お互い、自分の為だけじゃなくなってた。
 もう、一年経つのかぁ。
 ライヴの1曲目から聴いていただけたという有り難さは、今年、実際に初めて護摩焚きに行って、一層の感慨となったのです。
 だってだって、龍が昇って行くのが、今年は実に50分間。火が立ち上り、炎が踊る間と合わせると、映画一本分くらいあったかとも言えます。
 「去年は一気に、そして、全てを完全に燃やし尽くしてしまったわ。あっという間だったわ。」
 と、crara談。だからこそ、ライヴに最初から駆けつけてくださる事ができたのです。
 そのお導きが本当に本当に有難い訳です。


 その年を占う護摩焚き。去年は、龍はまず、地面を這うように行脚し、やがて、一直線に天に昇って行った。次に弘法太師様が現れたとの事。
 今年はいろんな意味で珍しかったようです。まず、龍。なんと、2体。craraさんが知る限りでは、初めての事だそうです。その1体1体は、鱗まで見事で、それぞれが右回りになったり左回りになったり、かと思えば2体が絡まり合うようになったり、将に、組んず解れつの、そして将に、“昇り龍”そのものでした。
 やがて火が立ち上ると、参拝者の皆さんが口々に、「お不動様!」「不動明王様!」とざわめき出し、craraさんも皆様方と、「今年はお不動様やねぇ。」と、カメラを構え始めました。さすがプロのショットの数々、ご覧になりたいcraraさんのマイミクさん方は、彼女の日記をどうぞ。
 今年は!佳き年になります!


 全てが終わったら、なかなかに深い時間になっていました。去年に置き換えたら、ライヴはとっくに終演しておりましょう。
 車じゃなきゃ行けない(今の私にはそんなトコばっかだけど)スーパーに連れてってもらって、楽しく食材を買いあさり、でも、肝心の恵方巻きは時間的に当然売り切れで、コンビニでget。crara邸で、お作法に忠実に従って食べました。
 ぅおおいしい!!嗚呼!「おいしいねぇ〜」って、言いながら食べられない辛さったら!これなら3本はイケる!足りない!
 深夜。お嬢と孫っちをお嬢の新居に送り、我が家へハシゴの私たち。
 とっても楽しかったです。
 で。
 節分に、craraさんに、名刺を、リピート発注しちゃってました。時期を選んだ訳じゃないのだけれど。