art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

ちょーじ

rubenjuri2008-09-17

 たまにクスクス笑っている。
 「なんですか。」
 抗議の眼差しを向けると、かえって一層笑われる。
 憮然としてみる。
 しては、みる。


 今日は、待ちに待った完全オフ。
 ってか、コーラスのミーティングも、その後の、11月の本番に向けての第一回目の練習も、「休ませて」と、前もって断っておいての、完全オフ。
 今日、休んでおかないと、明日から来週いっぱいまで、休みはニャイ。
 それに、編集からひと時解放された、唯一の休み。
 夕方からは、“転ばぬ先の”治療院と、発作の時に搬送された病院に、発作の、“転ばぬ先の”薬をいただきに、ハシゴ。
 とっても時間がかかりました。ごめんなさい。



 『カプセルA』の或るセリフを、umeがもの凄く気に入ってしまって、コトある毎に、それを私に向けて吐いていた時期があった。
 顔で笑っていたが、「うるせー」と、ムカついていた。
 自覚しているから本に書いたセリフだ。
 umeは知っていたハズだ。泣くくらいムカついていた事を。
 「オレ、juriの葬式、弔辞で、これ、最後に言う。」
 或は、その時まで、封印しているつもりか。
 もう、一切、言わなくなった。

 実際、今は、違う。
 それがアイツにもわかるのか。
 


 最初、このセリフだけカットできるように考えた。
 ムリなので、本編全て、お蔵行きにしようと思った。
 去年、そのつもりで、素材をおっ放り出し、『カフェ・アートP』を撮り、発表。


 結果的に、SMUGに導かれ、もう一度『カプセルA』に向き合えて、良かった。
 あの素材で、出逢った音で、おっとクリップで、完璧になる。
 ume、訳わからんだろうけど、ありがとう。


 上映会当日、夜。
 ヘベレケのumeが、どっかの駅前のどっかの飲み屋から電話してきた。
 「こらjuri!お蔵に入れようなんて、金輪際思うなよ。」
 umeだってムカついていたのか。
 本読み頑張って、カット割り踏まえて、監督のテンション待ちして、モチベーション保てる限界まで急いで。
 それなのに、素材おっ放り出して。
 ごめん。
 「良かったと思うよ。カンヌに送っとけよ。」
 「craraさんの言葉噛み締めて、次回からは創るよ。」
 「馬鹿、次回の事言ってんじゃねーよ、とにかく、今、送っとけよ。」
 「おまえさー、これさー、」
 「うるせー、電話代もったいねー、切るぞ、送っとけよ。」
 酔っぱらいめ。


 酔っぱらいめ。



 皆さん、ありがとうございます。