こんな日は、こんな夜は、time capsuleに乗っています。
ずっと、乗っています。
いつも、子供です。
例えば、姉に連れられて、島大のプールに行きます。島大のプールは真ん中ら辺に行くにつれて深くなります。足がつきません。お姉ちゃんを見てから、お姉ちゃんをおいてそのまま大阪に行きます。奈良かもしれません。タイムマシンの中で、水着を着替えます。距離を移動するのに、乗って行きます。お姉ちゃんくらいの年齢の人をさがして、見つけます。
とっても素敵。その、時代も、周りの、女性も。私は子供なので、とてもラクチンに見つめています。絶対に気づかれません。
そう、あの時代、私はあそこにいましたよ。
とっても複雑な涙が出ます。でも、来て良かったって、心から思っています。
例えば、私は大学生。京都から西宮にお姉ちゃんに会いに行きます。子育てをし始めたお姉ちゃんをガン見してから、大阪方面に行きます。九州かもしれません。お姉ちゃんくらいの人をさがして、見つけようとしますが、私自身の気持ちが混沌としているから、なかなか見つけられません。バブリーな感じは、私の憧れの時代ではありません。それでも、見つけました。
とっても、とっても、素敵。ひとりだけ。時代も、女性のスタイルも、魅力は感じないけれど、それでも、素敵。私はまだまだ子供でも見かけは大人になっているので、少し遠くから見つめます。近寄れません。
来て、良かったなぁ。
フラッシュで降りたら、何だかわからない涙が流れます。
とっても、複雑。
ざっくり、幸せ。