art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

雪隠れ

rubenjuri2008-05-04

 長浜で遅いランチをしたお店のお手洗いの名前です。
 素敵な言い方ですね。


 craraさんに誘っていただいて、電車とフェリーの旅に出かけました。
 竹生島神社です。



 帰りの電車の乗り換えホームで、craraさんがふと、言った。
 「なかなか、難しいんよ。アレがない服を探すのが。それをいつもしようとしてはる、あの方はスゴイと思ったワ。」
 ビックリした。
 長身の彼女を、思わず見上げてしまった。
 「ありがとう。ありがとうございます。」
 お礼の言葉しか、言えない。
 craraさんが、私と電車で長旅をするにあたって、自宅のクローゼットをずっと物色してくれているイメージが、いつまでも、いつまでも、頭ん中に映っていた。感謝の気持ちでいっぱい。
 安全な場所を少しでも確保してくれようと、心を配ってくださる人が、居る。
 知ってもらうのって、恥ずかしいけれど、有難い。
 「人生かけて向き合って、複雑になってきたとは思うねん。単純ではなくなってるやろ?わかってるよ、でも、やっぱり、ね。」
 そう、本当にその通りなのです、craraさん。貴女は大丈夫なのです。そういう風に、区別できるようにもなってきたのだと思います。
 貴女は、貴女という、宇宙なのです。


 
 竹生島神社は、芸事の神様、弁財天様がいらっしゃいます。
 帰りの、その、乗り換えのホームで、誰あろう、コンダクター女史にばったり。
 地元でも何でもない、こんなところで。
 不思議な事ばかりが、起りますね。