art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

コマーシャル・メッセージ

rubenjuri2006-10-08

 呉服屋の末娘、今日も今日とて間違える。
 フェラーリのピット・クルーのようにね。
 永沢寺で「ファッションは忍耐だ!」と啖呵切る。
 直後に「すんませんウソついてました」と暖を採る。
 作家と商工会との美術場反省会。
 正午から20時まで食べ続ける。
 途中、うめ氏とふたりでエクレアだけ持って別室へ移動。
 鈴鹿グランプリ観戦の為、『鉄腕夫婦』の仲直りシーンの卓袱台に隣り合わせる。
 CM中だけエクレアが進む。
 CM明けると手も口も止まる。
 たまに顔を見合わせて頷き、向き直る。
 「・・・4秒まで縮められとる・・・。」
 「・・・まぁ、間に周回遅れがおるから・・・。」
 会話になっていないが、想いはひとつ。
 予感があったかなかったかはわからないが、そのCM中は、会話をせず、固唾を呑んでいた。
 「6秒差だよね。」
 CM明け・・・。


 反省会場に二人で戻った途端、大爆笑。
 二人の表情で結果がわかったようです。
 しばし、放心。
 ふたりのハイ・タッチ、成らず。


 や、その間、わずか一時間。
 他はきちんと反省しておりました。
 そりゃーもう、反省しきり。
 個人的には、往路も復路も、造形のY女史とたっぷり深く話しました。
 美術場だけじゃなく、今年の場合は、宝塚のアート・イベントについても。
 不夢不無の思いも、そうしていくうち、見え隠れしたり。


 「布団を叩き付けて悔やんだで。」
 息子が言う。
 観たんだ。
 何かを感じたか。