art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

サボタージュ

rubenjuri2006-06-02

 「昨日は朗読がなかったから、物足りなかったわ。」
 スタッフの皆々様が口々に仰るので、ダイブ嬉しい。
 今日は元上司が来てくださった。が、曇り空だったので、採光としては残念だったな。
 洋画家S氏も仰っていたが、朗読を聴くのは、黙読よりも随分とスーっと入るらしく、淡々と朗読しているつもりでも、涙を流して聴いてくださる方々がいらっしゃる。
 ただ、抑揚はつけなくても、間は大切にしている。充分にとる。ゆっくり。
 それとやっぱり、“気”と空間。


 元上司を見送るつもりで北野坂を下りていったら、ふたりでいつの間にかウィンドウ・ショッピングに興じてしまっていた。
 lehuaさん御用達の“キャシー・マム”も見つけてしまった。
 飽きない。


 尽きなかったけれど、やっとの思いで元上司と別れ、ギャラリーに戻ると、鉄作家K氏夫妻が。
 「Leeさんの頭ん中は妄想でエライ事になってそうやな。」
 「うん。や、ヒトの事は言えませんけどね。」
 「や、オレもや。」
 今回の展示物の中には、彼とのコラボ作品もあり、人気を博している。
 妄想天国なのか。


 closeを待たずに退勤させていただき、鉄作家K氏夫妻と超コアなカフェへ。
 隠れ家っぽい。
 アーティストや各紙新聞記者たちがコソコソ来ては、あーでもないこーでもないと言う場所らしい。
 笑顔で毒舌なマスターの煎れる珈琲は、凄く美味しかったです。
 そのまま新開地の湊川公園に移動。
 舞踏家 田中民の『場踊り・・・歩測脱皮』を観た。
 こんな所でも、知った顔が多数みられるのには、驚きます。
 考える事、一緒かよ!
 ・・・そんなもんさ。
 私の場合は、朝、Leeさんからお電話いただき、
 「行って来なさい、最後まで居なくていいのよ。帰りも拾うように考えてあげるから。」
 と、言っていただいたのだ。なんと有り難い。鉄作家夫妻が来てくださったお陰で、Leeさんにご足労いただかなくて済みました。
 しっかし、皆様に、毎度毎度、感謝。
 今日も今日とて、和服姿の演者にイチコロ。



 夜。
 9時半のローカルニュースを観ていたら、演者からほんの2メートル離れた場所から演者に釘付けになっている私がバッチリ映っていた。
 大爆笑の息子。
 大爆笑の己。