先週の今日と同じ時間・同じチャンネルで。
先週ここで綴った言葉たちが、まるで今日のプロローグだったかのようだ。
私はもう、この番組の視聴者をリタイアしよう。
先週だけではなかったか。ここ暫く、イヤな感じがしていたのかも知れない。
真っ直ぐな精神の持ち主に、何を言う権利があろう。
来るべき時が来たのだろうな。
痛みに、耐えられない。
スルーしちゃ、いけない。
いけないじゃん。
「切ない」じゃないよ、そんなもんじゃないじゃん。
傷つけたらダメなんだよ、吸収し続ける人を。
不思議です。意味がわからない。
涙が止まらない。
真夜中。
「かーさん。」
息子の部屋から呼ぶ声。
「どしたん?」
「ヤッパ、いい。何でもない。」
灯りをつけて近づくと、鼻血。
ティッシュをとってやると、目を閉じたまままさぐって受け取る。
なんだか懐かしい感じ。
最近じゃ、夜中に目覚めて呼ばれる事なんて、なかったから。
さすがに、夢を見て目覚めて抱きついてくるなんて、可愛い事はもう金輪際ないでしょうね。
守りたいと思うよ、こんな己でも。
たくさん傷つけてしまっているけれど。
実際は謝ってばかりの己ですけれど。
吸収する時期を、阻む奴が居たら、許さない。