art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

多角的な人物

rubenjuri2008-01-05

 「juriちゃん歌いーや。」
 和装crara女史の年始挨拶まわりに金魚のフンでついて行った歌仲間で、店主に促される。
 「じゃ、和服美人と来たし、男前なの、一曲。」
 ってことで、『Tiger & Dragon』をぶちかましときました。
 歌仲間での初歌いを歌い終わったところで、店主が他のお客様たちに言いました。
 「紹介しときますわ。MCやしー、歌うしー、映画作るしー、えー、まー、多角的な人物ですわー。」
 で、あんなに男前にカッコつけて歌い上げた後にも関わらず、“多角的”とかって紹介されちゃった事でものすごく恐縮してしまい、エビのようにふたつに折れ曲がってお辞儀。
 「あっ!べ、勉強させていただきましたっ!」
 ホントはcrara女史へのふたつめの誕生日プレゼントのつもりで歌ったんだけどね。


 その後です。その後なのです。初泣きです。
 初監督映画『鉄腕夫婦』のオープニング・テーマの振付師、一ノ葉千穂先生に癒しの有難い話を頂き、ボロボロに。
 crara女史にも、
 「juriちゃんもな、息子に何もしてやられへんとか、そんな事ばっかり憂いてんとな。」
 と、優しく諭される。
 今年も彼女の宇宙に回帰させていただくスタンスかしらね。


 ちゃうねん、そればっかしじゃないねん。
 今日は“さんでぃ”の新年会でキーラーゴにスタッフとして入りながらの参加でして、きたろうさんちの生後2ヶ月のボンをずーっとずーっと抱いており幸せだったけれど、すっかりセガレのちっちゃい頃を思い出してしまって。
 その後だったって事もあります。


 生かされてるんですな。
 流れに、乗ってみます。