art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

トランス

rubenjuri2007-04-06

 ヘッドハント先で研修を受けていたら、スタジオ社長から着信。
 急な仕事、getし、夜8時半にスタジオ入り。
 このところ、クライアント様の担当者様がコロコロと変わっていたが、今日は以前の方が来てくださった。
 安心。
 何故なら、彼は私以上に私の声を知っているから。
 ここ数年間、一日中、会社で私の声を聞いているし、第一、レコ自体が、彼のニーズに応える形で進んで来たから。
 それはそれは、楽しくも壮絶な作業。
 一番好きな仕事。
 「“挿入してください”の“さい”より、“セットしてください”の“さい”の方が、好きです!もっかいお願いします。」
 ・・・違いがわからない。
 トランス入ったら、彼は私の領域に入ってきて、スキップして振り返り、笑みを浮かべてハケて行く。
 トランス入ったら、表情(かお)で喋る。
 途端にうまくいく。
 今日も今日とて、スタジオ社長・クライアント様・MC juri この3人の研ぎ澄まされた空間はシュールでした。


 おも氏の車をすっ飛ばしてキーラーゴに返しに戻ると、閉店時間ギリギリ。
 間に合った・・・。
 「ただいまぁ」
 店に入ると、
 「おかえんなさい」
 カウンターでペスカトーレ食らっているK新聞E記者。
 今日は晩ご飯を絶対ぬいてみる!と、決心したハズなのに、それ見て、決心崩壊。
 「juriちゃんも何か食べぇや。」
 おも氏もカウンター越しに言う。
 で、まんまと夜中に食って、日付け変わる。
 満腹でおも氏に送ってもらいました。