参観日。
中学生にもなると、男子もリップサービスを覚えるのか。
「お母さんに口答えをするなするなよS(息子の名)。でもカッコいいなぁ、お母さん。」
照れる事間違いないので、聴こえないフリでスルー。
校門を出ようと女子の群れに愛想して踏み出す。
「せーの」
というささやきが背後に。
「ブーツ、長っ!!!」
声を揃えてシャウトでツッコまれる。
即座に振り返り、
「放っといてくれ!」
キャッキャと可愛い爆笑を背に、メロメロになりながらの通勤路。
歩きながら反省会。
・・・、や、あれは、「そーそー、長過ぎてなかなか履けへんねんって、これ!!」っつって、乗りツッコミで返せばよかったんじゃね?
ま、いっか。
んー。
小学校とは色んな意味でレベルが違うぜ。
先日、二胡蘭子の台詞、吐いた。
無意識だったけれど、後から思うと、彼女に言わせた言葉に酷似していた。
本日、鉄腕女房の台詞、吐いた。
やはり、二人共、己なのだろうか。
両者共、相手を絶句させた。
違う。
そうじゃ、ないのです。