同窓会の日のことなんだけど。
会場入りする前に、AYAを駅で拾って実家に送り届けたんだけど、「久しぶりに上がってよ」と、懐かしすぎる実家へ。
区画整理で旅館だった実家はもうすぐ消えてなくなる。
その前に客間から宍道湖を2人で見た。
見たのだ。
小3で同じクラスになって、仲良くなって、2ヶ月経った6月に、この客間でお誕生日会をした。
実は頭蓋の引き出しには仕舞い切っていない原風景が、コレだ。
誰にも行ってないけど、3日と開けず思い出す原風景なのだ。
焼き付けろ。
もう、よく遊んだこの客室から見る宍道湖は最後なのだぞ。
サラッとAYAには「最後に来られて良かったわ」と笑って言ったが、泣きそうだったわ。
ありがとう。
ありがとう旧友。
ありがとう故郷。
出勤前の空元気。
まだまだ回復には1週間かかります。
それにしても。
うちの呉服屋にしても、AYAの旅館にしても、3人きょうだい、どっちも居るんだけど、誰かが継ぐことになってたら、違う風吹いてたのかな。
想像は難い。