art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

正覚寺へ

完全に三田のパパに導かれた。

縁に久しぶりに訪れてみようと思った。

お仏壇は自宅の方にあろうけれど、気持ちはお線香をと思っているから、出さないまでも、カバンにはお数珠を忍ばせていた。

細い路地を歩いていて、ふと、立ち止まった。

【浄土宗】と、あったか?と思って振り返り、数歩、戻った。

確かに浄土宗。しかしお寺はどこに?

もしかしてこの奥?

浄土宗のお寺があるのなら、是非、お邪魔させていただきたい。

奥に奥に入っていくと。

お寺がありました。

手を合わせていると、ふと、パパのお墓はこちらのお寺なのではないだろうか、と、過ぎる。

 

 

お寺を後にし、縁へ。

イベントの最中だった。

パパ亡き後をなおみさんのご主人が常駐していた。

「珠里ちゃん、こないだはありがとう。お線香をあげてよ。」

「えっ!こちらに?お宅じゃなくて?」

「そう。こっちにあるんだよ。」

いつものように土間を上がると、なおみさんが。

「珠里ちゃん!来てくれたの?」

「突然ごめんなさい。ただ来てみただけなんだけど、お数珠持ってきて良かった。まさかこっちでお線香をあげられるなんて思ってはいなかったんだけど。」

まだまだお客様は尽きない様子で、なおみさんが私とパパの仲良しぶりについてを皆さんにずっとずっと語ってくださった。

パパの晩年の様子も、なおみさんがたくさん教えてくださった。

「今ね、正覚寺に吸い込まれるようにお参りしてきたんだけど、パパのところかなぁ。」

「そうだよ。正覚寺行ってきた?また珠里ちゃんに、こっちこっち!って、お父さん、案内したんだわー。」

普通に飄々となおみさんが言う。

パパが「珠里ちゃん来るで」と予言した時も、なおみさんは「本当に珠里ちゃん来たよ」と飄々と言ってたなぁ。

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